料理教室～chef de maman～シェフドママンの美味しい話

完熟トマトに続きまして、もう一つの初夏の赤。
野いちご。
GW、息子とかごとトングをもって野いちご摘みに出かけました。
けっこう沢山取れたので、早速ジャムに。
「味見く～ださいっ！」
何回も味を見に来る息子。

香りって思い出の時代時代に引き込まれます。

野いちご。
年長さん位のとき、自転車道路にたっくさんなる野いちごを袋いっぱい摘んでおばの家に持って帰る。

おばはとても料理が上手だった。
料理が美味しい、それが楽しくて何日もいとこの家へ連泊してた。
1度行ったらなかなか帰らない。

摘んできたイチゴを綺麗に水洗いすると、さっそくジャムをたいてくれた。
独特のあま～い香り。
お店では味わえない旬の香り。
これこれ。
出されたジャムは甘くって少し粒粒してて、なんともいえない美味しさ。
自分で摘んだ野いちごは格別。

時代は繰り返される。
おばではないけど、息子と同じ事をして香りでタイムスリップ。

こうやって考えると、子供の影響ってお父さんお母さん、だけではなく別に住むおじ・おばの影響もあるんだなって。
そんな幼少期を過ごし今に至る。